top of page

Kindai Univ.

Architectural Planning Lab.

logo

Project.6

INSTALLATION

インスタレーション制作

1. 素材・記憶・身体から都市を読む「KOYASAN STUDIO」

高野山スタジオ

KOYASAN / 2025~2026

2025年9月、建築家・竹村優里佳氏(Yurica Design & Architecture)を特別講師に招き、和歌山県・高野山で建築インスタレーションのワークショップを行った。参加したのは建築計画研究室の3・4年生5名である。
テーマは「見えない都市、高野山」。ここでいう都市とは、道路や建物の集まりではなく、人々の行為や記憶、祈り、儀礼、素材が編み上げてきた共同体を指す。参加学生は、時間/素材/自然/巡礼などの視点から、大門・壇上伽藍・金剛峯寺・奥之院などを歩き、記録した。狙いは、目に見えにくい高野山の構造をとらえ、建築空間として翻訳することにある。
4日間の日程では、まちを歩いて読み解き、早朝勤行や住民へのヒアリングを重ねたうえで、各自がインスタレーション案を構想・試作して発表した。今後は制作へと展開し、高野山での展示をめざしている。

高野山スタジオ

2. 高野山の魅力を伝えるフォリー「Zekuu」

_edited.jpg

KOYASAN / 2015

 

高野山は、弘仁7年(816 年) に、弘法大師空海が禅宗の道場として開いた仏教の聖地であり、「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心に都市を形成している。世界的な観光地となっている高野山だが、ゆったりと過ごさず足早に街を巡る人が増えている。そこで、訪問者が目に見えない何かの存在に気づき、ゆったりと心を整える時間を持ってもらうきっかけになればと思いこのフォリーを設計した。

「色」は我々の目に見える命の世界を表す。つまり、全ての物質現象や 肉体生命、運命のこと。対して「空」は見えない命の次元を表し、「色即是空」は、この世の運命はただの成り行きではない超次元の法則性において成り立っていることを示している。フォリーには高野山で育った「高野霊木」を利用している。高野山の木々は、ひと昔前までは住宅用の建材として広く利用されていたが、外材の流入によりあまり利用されなくなったからである。

bottom of page